運搬クエスト
概要
運搬クエストでは、モンスターの所有している卵や宝物などの貴重品を持ち運ぶ依頼を受ける。討伐クエストとルールが変更されるのは以下の点となる。
- デッキ数未満の人数では受注できない。最低3名から。
- 【探索フェイズ】は便宜上の1ターン目のみとなる
- 貴重品(運搬物)を運ぶ人物をパーティから一人選ばなくてはならない(運搬者)
- 運搬者は運搬物を≪抜刀≫したものとして扱う
- 本来の武器を≪抜刀≫した場合、運搬物を破棄したものとして扱う
- 運搬物の≪運搬≫は攻撃として処理する
- オトモスキルの攻撃サポートの対象となる
- この≪運搬≫の役により運搬距離を累計で求める
- 運搬距離の目標値は対象モンスターの探索レートとなる
- 目標値を達成した場合納品となる
- これにペイントボール等は効果を発揮しない
- 納品に成功した回数がクエストの報酬となり、運搬物は基本報酬の1/3の金額で清算される
- また、2個め以降は剥ぎ取り部位数が1増える
- 討伐した場合、剥ぎ取り部位数がPLの人数分増える。
- 剥ぎ取り部位数=元の剥ぎ取り部位数 + (納品個数 - 1)+ 討伐ボーナス
- 報酬は運搬物を納品したかで変化する
- 納品一つにつき、基本報酬の1/3
- クエスト失敗条件がハンターの力尽きた回数から、運搬物を紛失した回数に変更する。
- ハンターは何回力尽きても構わない。
- 同様に報酬の削減も、3回運搬物を紛失した回数に変更とする。
- 紛失とは、運搬者が力尽きた状態、もしくは故意に運搬物を手放した場合を指す。
- 紛失一回につき、基本報酬の1/3が減る
- 対象モンスターに対するバッドステータス:睡眠は効果を2ラウンドまでとする。
- ただし、攻撃されたら起きるものとする。
- 運搬者は必ず最後の一撃の対象となる。
- 白兵等、近距離のみの攻撃であっても最後の一撃の対象となる
- 弓の≪挑発≫などを使った場合は変化する
- 運搬者が回避専念を行った場合、最後の一撃が外れたものとして扱う。
- ≪逃走≫するスキルを使用した場合、≪怒り≫として処理をする。
- もし、元々もっている≪怒り≫と重複した場合、効果の高いほうを採用すること。
- 1ターンの累計ダメージが全員のHRより大きい場合、次のターンに運搬者の手札を1枚追加する
- GMはそのターンの終了時に手札の追加があることを宣言して、一枚山札から手元に置くこと
- 次ターンですべての手札配布後、手元に置いた一枚を運搬者に渡すこと
- 3デッキ目は≪怒り≫状態で開始する事
- ≪スマッシュ≫による解除は次ターンのみ効果を発揮するものとする。
- ≪怒り≫を保有していないモンスターの場合も手札を3枚にする。
- この場合、≪怒り≫を解除された場合、次ターンの手札を2枚にし、翌ターンからは3枚とする
怒りの汎用的なものとして以下のデータを参考にすること。
条件となるスート、属性、攻撃対象などについては任意に変更してよいものとする。
条件 | 名称 | 攻撃種別 | 攻撃属性 | LV | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
♥ | 咆哮 大 | ≪怒り≫ | <龍> | 1 | 近距離全員を対象として攻撃を行う。命中するとバッドステータス:飛翔を付与する。近距離が一人もいない場合、全距離を対象とした≪射撃≫攻撃として扱う。モンスターはこのデッキの間手札が3枚に増加し、クエスト終了時までノーペアの数値分攻撃力が増加する。この攻撃力増加効果はデッキ中1度だけ発生し最大3回まで累積する。ハンターによって≪怒り≫が解除された場合は手札増加効果のみ消滅し、ダメージ増加効果は継続する。 対象となったハンターが≪高級耳栓≫のスキルを保有していない場合、抜刀時基本手札、もしくは納刀時の手札から任意の手札を一枚減らす。 |
特殊ルール
モンスターの強化
モンスターは以下のルールに従って強化される。
- HP+200
- パーティのHRに従った強さ補正を行う
- さらにHPを、強さ補正に基づいてもう一度追加する
運搬
運搬クエストでは運搬者を最低一名選出する。運搬者は武器の運搬物を≪抜刀≫したものとして扱い、納品までに≪納刀≫した場合は破棄したものとみなす。
アイテムの使用、受け渡し等≪納刀≫する行動をとった場合は運搬物を破棄するものとする。
本来持っている武器のスキルを使用した際には運搬物を破棄したものとみなす。
運搬物は一人で一つまでしか保有できないものとする。
ダメージを受けても手を離すことはないが、力尽きると運び直しとなる。
運搬者になれるのは、原則としては1PCにつき1クエスト1回とする。ただし、納品に成功したPCは、そのデッキの間だけもう一度運搬者となることができる。
運搬者はベースキャンプへ運ぶアクションが取れるようになり、戦闘中に進めた距離について役で判定を行う。
運搬対象のアイテムを入手した場所からベースキャンプまでの距離は、モンスターの探索レートと同値とし、これを目標距離と呼ぶ。目標距離はペイントボールの影響を受けない。運搬者は、各ラウンドで進めた距離を汎用レーティングで判定し、この累計を運搬距離と呼ぶ。運搬距離が目標距離を上回ればベースキャンプに納品したものとして、運搬状態を解除する。ベースキャンプへの納品が成功したら、GMはパーティに運搬クエストを継続するかを確認し、継続の意思があるのであれば【探索フェイズ】から再開する。
運搬者が力尽きた場合、運搬距離は0となる。
複数人数でひとつのものを運搬する場合、最も高い役を参照する。
複数人数で、複数個を運搬する場合、各個で運搬距離を計上する。
ベースキャンプへの納品は最低1つとし、それ以降の納品は、成功するたび剥ぎ取り部位数が増える。
納品を達成したキャラクターはそのデッキの間、もう一度運搬物を持つことができる。
探索
運搬クエストでは、各デッキの最初に【探索フェイズ】を1ターンだけ行う。この時に、このデッキの間運搬を行う運搬者を決定する。1クエスト中、1人1回まで運搬者になることができる。運搬者は、【行動宣言】で運搬者となること宣言すること。
【探索フェイズ】の次のターンは必ず戦闘に入ること。
戦闘
運搬クエストでは、モンスターの最後の攻撃は必ず運搬者を狙うものとする。これはどの距離にいても攻撃されるものとし、例えモンスターが白兵攻撃をして、運搬者が遠距離にいたとしても攻撃の対象に指定される。この時の指定は弓の挑発など、スキルによる攻撃対象の変更の効果を受けない。
運搬者が回避専念を行った場合、通常のクエストであれば一人ずれる扱いとなるが、運搬クエストでは、運搬者への攻撃が失敗したものとして扱う。
運搬中に運搬者が力尽きた場合、これまでの運搬距離を0にし、戦闘を終了する。パーティに継続の意思があるのなら、デッキはそのままに【探索フェイズ】へ移行する。力尽きるのバッドステータスは通常通り2ターン分を配布すること。
なお、3デッキ目は≪怒り≫状態でスタートするものとする。
運搬の断念
各ターン終了時にパーティは運搬を断念することができる。
断念した場合、次ターン終了時にクエストが終了したものとして扱い、納品を一つでも達成していたら剥ぎ取りへ。
納品
ベースキャンプへの納品が成功した場合、GMはパーティにクエストを継続するかどうかを確認する。
パーティに継続の意思がある場合、デッキはそのまま【探索フェイズ】へと突入する。
納品に成功した運搬者は同一デッキの間はもう一度運搬者になることができる。
パーティに継続の意思がない場合、剥ぎ取りへ。
剥ぎ取り
運搬クエストにて、1つでも納品に成功していた場合、剥ぎ取りを行うことができる。
報酬は、納品ひとつにつき基本報酬の1/3で計算を行う。
もしモンスターを倒した場合、基本報酬をさらに追加する。
- 最終更新:2020-11-15 11:12:20